臨床データ解析は社会に必要で将来性のある仕事です

解析企画部
(データサイエンティスト)

金子周司

RWD社入社のきっかけはなんですか?

京都大学薬学研究科の教授を定年退職するとき、それまで10年ほど有害事象自発報告やレセプトデータを解析しつつ行ってきた薬理学研究のノウハウを何らかの形で発展かつ社会に還元させたく思い、国内最大の臨床データを収集・解析しているRWD社の募集に迷わず応募しました。

どのような仕事をしていますか?

まだ入社したばかりの見習いですが、解析研究の立て方や進め方、結果の点検やその解釈、文献調査・論文化など、データ解析そのものを最大限にプラッシュアップできるようチームやクライアントの皆さんにアドバイスができればと考えています。RWDが持つポテンシャルを皆さんが実感できるような研究に繋がれば嬉しいです。

どのようなやりがいや困難がありますか?

入社して間もないのですが、これまで興味はあったものの他のデータベースでは手掛けられない情報に携わることができ、日々見識を深めてゆくことがはっきりと自覚できます。また、個人から組織へと枠組みが広がったことにより、一度に扱う領域が広がり、過去に携わった領域の現状を改めて再確認できたり、まったくかかわりがなかった領域への興味がわいたりすることもあります。
一方で、RWD データベースは日々成長を続けているので、扱うデータの量は今後加速度的に増加していくことが予想されます。扱う情報量が増加していく中で、データベース研究の限界を見極めて、適切にかつ効率よくエビデンスを創出できるかという点が難しい問題ですね。