病院の診療情報や、健康診断の情報を電子化
医療ビッグデータを収集・分析し、社会に還元します。
医療機関や⾃治体に集積された、カルテ等の診療情報や、健康診断の健診情報を匿名化した上で電子化いたします。
事業概要
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データ収集
集積したデータを分析・解析。また、複数施設から集積したデータのサンプル名や単位などを統⼀した上で電子化する、標準化の取組も⾏っています。
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データ分析
解析データは、レポートとして医療機関・⾃治体に還元いたします。医療機関向けのレポート内容は、例えば院内の多剤併⽤の患者数の可視化や、診療効果のベンチマークとの⽐較など、医療の質の向上、経営指針の改善に関わるものを中⼼としています。
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レポート作成・還元
データベース内に格納できている患者数は2000万⼈に迫り、⽇本最⼤規模の医療情報データベースにまで発展しています。また、学校健診についても全国120⾃治体と連携し、当該学年⼈⼝の10%に迫る連携を⾏っています。
今後も、提携⾃治体・医療機関を増やし、データベースの更なる充実化を⽬指します。私達は、全国の医療機関や⾃治体と連携し、電⼦カルテ由来の匿名化された診療情報や健診情報を活⽤する取り組みを⾏っています。

私達は、一般社団法人 健康・医療・教育情報評価推進機構(HCEI)と連携し、自治体様・医療機関様が保有する大切なデータを、お預かりし、分析等各種サービスをご提供しております。
実績
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契約医療機関
185施設
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契約自治体
148自治体
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総患者数
約2000万人
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生徒数
約15万人
2019年12月現在
データベース内に格納できている患者数は2000万人に迫り、日本最大規模の医療情報データベースにまで発展しています。また、学校健診についても全国148自治体と連携し、当該学年人口の10%に迫る連携を行っています。
今後も、提携自治体・医療機関を増やし、データベースの更なる充実化を目指します。
連携
日本国内、および海外のデータベース事業者、プラットフォーム事業者など、多種多様な事業者・機関と連携し、より価値あるデータの提供をいたします。
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国内
一般社団法人 健康・医療・教育情報評価推進機構(HCEI)三菱商事(資本提携)、京都大学、日本リウマチ実地医会など
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国外
ISPE(国際薬剤疫学会)など
データの取り扱いについて
個人情報に結び付く医療データの取り扱いには最新の注意を払い、確かな技術を以て堅守しされたデータベースを構築しています。

個人情報が守られる仕組み(学校健診情報の場合)
学校健診帳票は、学校関係者の立ち合いのもとスキャニング。スキャニングした瞬間に特殊な匿名化技術により、個人を特定する情報と個人情報以外を分離し、別々のフォルダに格納します。当社が持ち帰るのは、個人情報以外のデータのみ。個人を特定する内容は、物理的に持ち出しません。
また、スキャニングした瞬間、突合用IDをランダムに生成。後に、学校や自治体などでIDを突合することで、個人レポートを生徒に生徒に還元できます。特許取得済みの、総務省にも採用されている技術で、個人情報を堅守し、電子化を図ります。